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04|YOSOKU|予測財務諸表グラフ化Pythonツール

04|YOSOKU

価格10,800円(限定5部)
リリース日2025年2月17日
最新バージョン2.2
分析対象時系列データが存在する
すべての国・企業
必要財務データ10年程度の実績データ
手動データ入力セクション1は必要
セクション2は不要
アップデート告知ザイマニ公式LINE

人口や売上高等の実績データを材料に、将来予測およびグラフ化を実現するPythonツールです。

予測にはMeta社(旧Facebook社)が開発・公開している時系列データ解析用ライブラリProphet(プロペット)を拡張機能として使用。

企業の将来性を効率的に評価したい方、来年度の予測財務諸表をグラフ化したい方、そして業績を予測し、企業側が公表する業績予想と比較分析したい方に特におすすめです。

04|YOSOKUの目次

  1. サマリー
  2. 使い方
  3. 分析例
  4. 販売プラットフォーム
  5. 注意事項
  6. お問い合わせ

04|YOSOKUのサマリー

04|YOSOKUの目次とアウトプットイメージは以下の通りです▼

また、今回使用するプログラミングコードは以下の3セクションで構成されています▼

 0|初期設定
 1|手動入力データで予測
 2|YOSOKU用データセットで予測

セクション1ではColab上に手動で入力したデータを、セクション2ではYOSOKU専用のデータセットcsvをもとに将来予測及びグラフ化を行う構成です。

予測にはMeta社(旧Facebook社)が開発・公開している時系列データ解析用の拡張機能Prophet(プロペット)を使用します。Prophetはプログラミングでの将来予測に最もよく使われているライブラリの1つです。

04|YOSOKUの使い方

日本の人口データを例に、04|YOSOKUのセクション1の使い方を解説します。セクション2の使い方はYOSOKUの実践ガイドページ(note)をご覧くださいませ。

STEP
財務分析Python「04|YOSOKU」をダウンロードする
STEP
初期設定を行う

上からひとつずつ、以下のコードまでセルを実行してください。セクション2で使用するデータセットcsvファイルをアップロードするフォルダや、予測グラフを保存するフォルダをGoogleDrive上に作成するコードです▼

# GoogleDrive上にフォルダ作成

# Pythonツールのアウトプットを保存するフォルダをGoogleDrive上に作成する
python_save_folder_path = '/content/drive/MyDrive/Colab Notebooks/02_Python_Tool_Output'
os.makedirs( python_save_folder_path ,exist_ok=True ) #フォルダが存在しなければフォルダを作成

# YOSOKU関連資料を保存するためのフォルダをGoogleDrive上に作成する
yosoku_save_path = '/content/drive/MyDrive/Colab Notebooks/02_Python_Tool_Output/04_YOSOKU/'
os.makedirs( yosoku_save_path ,exist_ok=True ) #フォルダが存在しなければフォルダを作成

# YOSOKUで使用する実績財務データをアップロードするフォルダをGoogleDrive上に作成する
yosoku_actual_dataset_path = '/content/drive/MyDrive/Colab Notebooks/02_Python_Tool_Output/04_YOSOKU/01_実績財務データ'
os.makedirs( yosoku_actual_dataset_path ,exist_ok=True ) #フォルダが存在しなければフォルダを作成

# YOSOKUで使用する実績財務データをアップロードするフォルダをGoogleDrive上に作成する
yosoku_predict_graph_path = '/content/drive/MyDrive/Colab Notebooks/02_Python_Tool_Output/04_YOSOKU/02_将来予測グラフ'
os.makedirs( yosoku_predict_graph_path ,exist_ok=True ) #フォルダが存在しなければフォルダを作成
STEP
実績データを入力する

セクション1で以下のコードのハイライト部分を手動で更新▼

# データ例① 日本人口推移データを手動入力
# 参考:統計局ホームページ/人口推計/人口推計|https://www.stat.go.jp/data/jinsui/2.html#annual > 各年10月1日現在人口

# 以下のデータを手動で調整 ★★★
population_data = {'年次': ['2005-10-01', '2006-10-01', '2007-10-01', '2008-10-01', '2009-10-01',
                            '2010-10-01', '2011-10-01', '2012-10-01', '2013-10-01', '2014-10-01',
                            '2015-10-01', '2016-10-01', '2017-10-01', '2018-10-01', '2019-10-01',
                            '2020-10-01', '2021-10-01', '2022-10-01', '2023-10-01'],

                  '実績値': [127768000, 127901000, 128033000, 128084000, 128032000,
                            128057000, 127834000, 127593000, 127414000, 127237000,
                            127095000, 127042000, 126919000, 126749000, 126555000,
                            126146000, 125502000, 124947000, 124352000]}

df = pd.DataFrame(population_data)
display(df)
STEP
学習期間及び誤差テスト期間を設定する

セクション2で以下のコードのハイライト部分を手動で更新▼

# @title  #1-2|予測設定 ★ { run: "auto"}

# ★★★ 手動調整可能箇所 ★★★
forecast_years = 5                     # 何年間先まで予測するか
graph_title = "日本の人口"             # グラフタイトル  "任天堂の連結売上高" "日本の人口"など
graph_unit_name = "人"                 # 単位 "人"や"円"など。

# ★★★ 手動調整可能箇所 ★★★
# 予測精度を評価する期間を設定
# デフォルトでは2005~2021の年データを学習→2022年と2023年の人口を予測→2022年・2023年の実績値(すでに確定している人口データ)と比較して誤差を求める。
train_start_year = 2005 # 最も古い実績データ
train_end_year   = 2021
test_start_year  = 2022
test_end_year    = 2023 # 最も新しい実績データ

Prophetは過去のトレンドや周期性等をもとに将来の値を予測するため、過去データを学習材料として提供する必要があります。その学習期間をtrain_start_yeartrain_end_yearで指定します。

また、実際に学習したデータをもとに予測値と実績値を比較してそれらの誤差を計測することで、予測モデルの精度を評価します。この誤差を測定する期間をtest_start_yeartest_end_yearで指定します。

つまり、すでに手元にあるデータだけを使って予測精度テストを行います。その後、テストと同様の誤差が生じると仮定して未知データを予測するのが定石となります。具体的な予測フローを図解で整理したものがこちら▼

YOSOKU|予測財務諸表グラフ化Pythonツール 予測実務フロー図解
STEP
「1-3|予測誤差の計測」から「1-6|グラフ化_実績値+予測値」まで実行する

1-3以降はユーザーが手動で設定する値がないため、上から順番に実行するだけでOKです。

YOSOKU|予測財務諸表グラフ化Pythonツール Prophet実行
上からひとつずつセルを実行してもOK
STEP
予測誤差や日本の人口の実績値・予測値が表示される

以上がYOSOKUのセクション1の使い方解説でした。セクション2の使い方はYOSOKUの実践ガイドページ(note)をご覧くださいませ。

04|YOSOKUの分析例

任天堂の業績予測

イオンの業績予測

04|YOSOKUの販売プラットフォーム

04|YOSOKUはクリエイタープラットフォーム「note」にて販売しております。

これはザイマニ管理人が個人で決済システムを構築・メンテナンスするよりも、上場企業が運営する大手プラットフォームを利用する方が主にセキュリティ面に優れ、ユーザーの皆様に安心して購入いただけると判断したためです。

また、04|YOSOKUの販売価格は以下のような要因によって変動します。正当な理由なく価格を釣り上げることは絶対にございません。

  • Pythonコードのアップデートによる機能追加(ユーザーからのフィードバック反映など)
  • 急速な為替変動に伴う開発コストの増加

04|YOSOKU利用時の注意事項

  • 本Pythonツールの譲渡・転売・貸与・再配布を禁止します。
  • ご利用にあたってザイマニのクレジット表記は必要ありません。
  • SNSやブログ等で分析結果画像を掲載される場合、出典としてザイマニを明記&リンクして頂けると嬉しいです。
  • Google Colaboratory自体のアップデートにより、本Pythonツールが意図通りに機能しなくなる可能性がございます。その際は気兼ねなくザイマニ公式LINEお問い合わせページからご連絡くださいませ。早急に対応いたします。
  • 本Pythonツールのアップデート情報はザイマニ公式LINEで告知しますのでぜひご登録ください。
  • その他の注意事項をまとめた利用規約をご一読の上、ご活用くださいませ。

04|YOSOKUに関するお問い合わせ

本Pythonツールをご利用中に不具合を発見された場合、以下のお問い合わせ窓口よりご連絡いただけますと幸いです。

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