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デットキャパシティレシオ | DCR
デットキャパシティレシオの要点
デットキャパシティレシオとは、中長期的な有利子負債の返済能力を測定する指標です。計算式は「デットキャパシティレシオ(%) = 有利子負債 ÷ (現金及び預金 + 有価証券 + 有形固定資産)」であり、全業種の中央値(目安)は35.7%です。

デットキャパシティレシオの目次
本ページの掲載データについて
2024年3月までに提出された各上場企業の有価証券報告書をもとに算出しています。2024年4月以降の決算書を含む、最新の財務データセットを活用して分析したい方にはザイマニ財務分析ゼミへの参加がおすすめ。データセットに加えて、財務分析レポートや財務分析ツール(Excel・Python)など多様なコンテンツをゼミメンバー限定で共有しています→

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デットキャパシティレシオ | DCRの意味と計算式

指標名 英語名 | デットキャパシティレシオ (%) Debt-Capacity-Ratio |
---|---|
指標分類 | 安全性 |
意味 | 中長期的な有利子負債の返済能力を測定する指標。すぐに現金化できる資産(手元流動性)と、将来的に現金化可能な有形固定資産の合計額で返済能力を評価する。 |
計算式 | デットキャパシティレシオ(%) = 有利子負債 ÷ (現金及び預金 + 有価証券 + 有形固定資産) |
主な 改善方法 | ・借入金を返済して有利子負債額を減らす ・売上債権を早期に回収することで営業CF(及び現金)を増やす |
計算に 必要な 財務諸表 株式情報 | BS:有利子負債、現金及び預金、有価証券、有形固定資産 PL:必要なし CF:必要なし 株式:必要なし |
デットキャパシティレシオの計算項目解説
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項目名 | 決算書 掲載場所 | 概要 | 代表的な勘定科目・計算式 |
---|---|---|---|
有利子負債 (円) | BS | 金融機関からの借入など 利息をつけて返済予定の負債 | ・短期借入金 ・長期借入金 ・社債 |
現金及び 預金 (円) | BS | 企業が所有している現金 または銀行に預けている預金 | ・現金 ・普通預金 ・当座預金 |
有価証券 (円) | BS | 売買目的で持っている有価証券と 満期保有目的の有価証券のうち、 決算日の翌日から起算して1年以内に満期の到来するもの | ・有価証券 ・短期有価証券 |
有形固定 資産 (円) | BS | 建物や工場など、実態のある固定資産 | ・有形固定資産 |
デットキャパシティレシオ | DCRの全業種平均・目安

デットキャパシティレシオの平均値
デットキャパシティレシオの中央値

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- 流動比率
- 流動負債比率
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データ出典
財務指標百科に掲載されている各指標の平均値や中央値は、EDINETから取得した上場企業約3,700社(金融業除く)の財務データをもとに、ザイマニが算出しています。毎年4月に掲載データを1年分更新しています。